東京工業大学で不正1900万円 - 儲けるための原価計算/原価管理/管理会計

東京工業大学で不正1900万円

 東京工業大学の不正経理(東京都目黒区)

2014年1月10日発表

東京工業大学名誉教授が、生命理工学研究科の教授だった2008年から退職する2013年3月までの約5年間、研究費計約1900万円を不正に使用していたと大学側が発表した。

架空発注して業者に「預け金」としてプールし、本来と異なる目的に流用していた。

東京工業大学は、2014年1月10日付で懲戒解雇相当(すでに退職している)とし、不正額や退職金の返還を求める方針。秘書も1月7日付で懲戒解雇の処分とした。

辰巳敬副学長らが記者会見して謝罪したが、元教授の名前は公表しなかった。

名誉教授は、実験器具や試薬などを計67回架空発注。国の科学研究費補助金などで購入したように見せかけプールした研究費は、秘書が預かった卒業生の口座の通帳に振り込ませ、秘書が引き出して使っていた。通帳は20人分に上るという。

 名誉教授と秘書は調査に対して不正使用は認め、名誉教授の称号の返上を申し出たが、「大型の実験機器の修理などに使った。私的流用はない」などと説明している。

秘書の経理ミスを調べる過程で不正の疑いが浮上し、昨年7月から大学が調査委員会を設けて調べていた。

元教授は昨年度に定年退職したということなので最後に本人の今までの功績に大きなマイナスとなるのでしょう、大学の発表で、実名が公表されないには残念です。名前がでるでないではなく、大学の姿勢です。大阪大学の不正の時は公表は早かったこともあるので大学の姿勢の違いで今後の発生が違う気がします。

私的流用されているかどうかは今後の調査で事実がわかると思いますが、予算を単年度で使い切らなければならない制度が招いたこととも思います。単年度に使い切ろうと思うといらないものを買わなければならなかったりすると、プールしておきたくなるのは理解できてしまいます。

ただ、架空の卒業生20人の口座にお金を振込まれることが理解できません。こうした抜けができるような体制をなくせばやろうと思ってもなかなかできないということになるのでしょう。

おそらく、そこまでしないと、この不正は人間社会からなくならないのかもしれません。

東京工業大学 岡畑惠雄元教授、2014.11.15 逮捕 ⇒

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